海洋深層水の無線米
室戸海洋深層水を使った無洗米の販売スタート
室戸海洋深層水を使って無洗米を作ろう
米の売上高が伸び悩んだころなんとか売れるお米をといろいろ検討した結果、若い人や働く女性にも手軽にお米を食べてもらう為、研がずに炊ける無洗米を販売することになりました。
無洗米自体はこれまでも全農のBG米というヌカでヌカを取る製造法の商品がありましたが、JA高知市ではうまみ成分を残してヌカを取ることのできる方法としてタピオカを使った無洗米製造機を導入しました。
製造方法は次のとおりです。

(1)通常の精米機で粗ヌカを取り除いた白米に、5%の水を加えて微粉ヌカ層を軟らかくする。
(2)100℃に熱したタピオカを入れ、うまみ層は残したまま、軟らかくなったヌカの層だけを取り除く。
(3)タピオカとお米を分離させる。

この機械を導入するときもう一つ何か特徴のあるお米にしたいと考えていたところ高知県のアドバイスを受け、製造工程(1)で加える水として室戸海洋深層水を利用することになりました。

海からくみ上げたままの深層水を使うと塩分が多すぎて米が塩辛くなりますので、塩分を除いた脱塩水を使用します。ただし脱塩水では塩分と一緒にミネラルも失われてしまうのでミネラル調整液を補填します。

この水分は米とヌカに吸収され製造工程で排水は出ません。ヌカを吸着した後のタピオカもヌカを取り除き再利用しています。また、無洗米はとぎ汁を流すこともないので、製造工程から食卓に上るまでを通して環境にやさしいお米といえます。
室戸海洋深層水を使って無洗米を作ろう
タピオカと深層水
お米の表面のヌカを取るため、5%の水を加え、高温にしたタピオカに吸着させます。この水として深層水を使います。
タピオカがうまみ層を残して上手にヌカを取ります
タピオカがうまみ層を残して上手にヌカを取ります。
販売に当たってのコメント
ブランド化して供給拡大を目指す
JA高知市では、地産地消の一環として管内生産者の作った玄米を重点的に買い入れて消費者に供給しております。この度、無洗米の製造過程において室戸海洋深層水の使用許可を受けたことにより、生産者の皆様が丹精込めて作ったお米に更に付加価値を付けることができました。地元の原料で作ったエコ商品である無洗米と地域ブランド品の室戸海洋深層水が一体化することとなり、消費者のニーズに合った商品が開発できたものと確信しております。
今後、JA高知市では、「室戸海洋深層水を使った無洗米」をブランド化していくとともに供給拡大に努め、それにより管内生産者からの玄米買い入れもより増加させたいと考えております。
今後とも米事業の取り組みについて、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
室戸海洋深層水アクアファームへ海洋深層水を給水に行った
室戸海洋深層水アクアファームへ海洋深層水を給水に行った
JA高知市本所で室戸海洋深層水を使って作った無洗米の試食アンケート
JA高知市本所で室戸海洋深層水を使って作った無洗米の試食アンケート
ご注文は米事業課まで!
JA高知市の無洗米はいかが!
無洗米が美味しくなった!!
この機械で無線米を作っています。
「無洗米って、なまけものが使う、美味しくないお米」と思っていませんか。
「習慣になっているから、洗わないと気がすまない」という話もお聞きします。
通常、お米をとぐとき、洗いすぎるとうまみ部分も取れてしまいますが、JA高知市の無洗米は、上手にぬか部分だけを取るので、「無洗米は美味しくない」ではなく「JA高知市の無洗米は美味しい」になるのです。
お米のしくみ
美味しくて環境にやさしい
JA高知市オリジナル無洗米ができるまで
湿式加圧精米部 熱付着式低圧撹拌部 分離乾燥部
@通常の精米機で表皮及び粗ぬかを取り除いた白米に、5%の水分を加えて白米の微粉ぬか層を軟らかくします。 A熱付着材(身体に安全なタピオカ澱粉)を入れて、うまみを残したまま軟らかくなったぬかの層だけを取り除きます。 B熱付着材とお米を分離させ、熱付着材は再利用します。
熱付着材はタピオカをサタケ(無洗米機製造メーカー)独自の製法で加工・調整したもので、耐熱性・耐久性に優れ、リサイクルできます。
タピオカの原料のキャッサバについて
タピオカの原料のキャッサバについて
Manihotu utilissima  別名:キャッサバ、マニホット、イモノキ(芋の木)
(タピオカの日本での消費量:1999年統計で273千トン使用されています)
無洗米が役に立つ
エコに貢献
無洗米は、お米を入れたあと、そのままお水を入れるだけ。お米を洗ったとぎ汁が出ないので、環境にもやさしいお米です。
災害時にも便利な無洗米
災害時は、水道が使えないことも考えておかなくてはいけません。そんな時、無洗米なら、お米をとぐ必要がなく、炊くためのお水だけあればいいので、貴重な水を上手に使います。
無洗米が役に立つ
室戸海洋深層水を使ったお米が生まれるまでの流れ
●平成18年12月4日
「室戸海洋深層水を使った無洗米を作りたい」と室戸海洋深層水アクアファーム(室戸海洋深層水推進課)を訪れ、海洋深層水を使った米作りの構想を相談。

●平成18年1月29日
商品化に向けて、深層水商品の開発用給水申込書を室戸市に提出(研究期間2月1日から7月31日)。

●平成19年2月1日
開発研究用給水決定通知書が室戸市長から届く。

●平成19年2月15日
海洋深層水(原水、脱塩水)の研究用給水のため室戸海洋深層水アクアファームに行く。

●平成19年2月16日
平成18年度高知県産コシヒカリを使って、通常水道水、海洋深層水の原水、脱塩海洋深層水を使って無洗米を作る試験を実施。

●平成19年3月7日
高知県へ、ミネラル調整液商品開発研究用供給申込書を提出。

●平成19年3月19日
高知県からミネラル調整液の開発研究用供給通知が届く。

●平成19年4月10日
室戸海洋深層水ミネラル調整液と脱塩水を受け取りに高知県海洋深層水研究所と室戸海洋深層水アクアファームに。

●平成19年4月12日
平成18年度産高知県産コシヒカリを使って、ミネラル調整液と脱塩水の割合を変えた3サンプルと水道水で作ったものとを比較する無洗米の試験を実施。

●平成19年6月29日
広島県環境保健協会から栄養成分等の試験検査成績書が届く(6月28日付)。

●平成19年8月3日
高知県食品衛生協会食品検査センターから、試験検査成績書が届く(8月2日付)。
高知県産業技術部に商品開発研究成果報告書、ミネラル調整液商品製造用供給申込書を提出。

●平成19年8月7日
室戸市に深層水商品開発研究成果報告書及び製造用供水申込書を提出。

●平成19年8月23日
室戸海洋深層水アクアファームで開かれた室戸市海洋深層水審査会に出席。脱塩海洋深層水の供給が決定する。

●平成19年10月23日
高知県産業技術振興課の深層水審査会に出席。

●平成19年11月15日
県の深層水審査会からの質問事項について回答書を送付。

●平成19年11月29日
ミネラル調整液の供給決定。

●平成19年12月3日
高知県に室戸海洋深層水ブランドマークの使用許諾申請。

●平成19年12月10日
高知県から室戸海洋深層水ブランドマークの使用許可が下り、使用権設定契約を行う。

●平成19年12月20日
高知県に室戸海洋深層水ブランドマークの具体的な使用形態の承諾申請。(12月20日付承認通知)

●平成20年2月
室戸海洋深層水を使って作ったオリジナル無洗米として販売スタート。
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